(みかづきだより第29号より)
国道210号線の瀧神社を右手に見ながら左へ曲がり、石櫃の踏切を過ぎて、浦河内のモニュメントのある面白い橋を渡る。
昔、この付近には蛍が飛んでいたなぁと思い出す。わらこずみのある風景、なにか昔に帰ったような気がした。
田の口、田の平と過ぎて、あちこちに六地蔵や、法筐印塔があり、魚返家に関係あるのかも知れないが、当時のままの姿をしている所を見ると、近所の人達が大切にお守りしているのであろう。これからも大切に保存してもらいたいと思う。
トコトコと道なりに進んでいくと、右手に公園があり「経塚」という塚がある。古老の話によると、その昔悪い病気が流行して、その時に悪霊を鎮めるためにお経を埋めたと伝えられているが、私としてはあれが古墳なら面白いと考えている。
なお歩いて行くと、三叉路の上に大きなジャンボボきじ車がデンと控えており、桜の木もあり、花見でもして一杯飲んだら美味しいだろうなと思いながら眺めていた。